余命プロジェクトチーム様、余命読者様お疲れ様です。
最近のロイターはどうしたのでしょうか?反日米勢力の苦境をかなり詳しく報道しています。おかげで人民解放軍は米軍と戦う気が全くないとか(ついでにイランも)、ロシア軍は粋がるのが精一杯とか、サウジアラビアは金欠に陥っているとか(ついでに北鮮も)、南鮮は話題にさえならないとか、大変参考になります。
コラム:ロシア機の異常接近、プーチン氏がやめさせるべき理由
4月21日、プーチン大統領がロシア軍機の「異常接近」行為をやめさせるべき理由とは。写真は12日、バルト海を航行中の米イージス駆逐艦「ドナルド・クック」に対して、異常接近するロシア空軍のSU24戦闘機。米海軍提供(2016年 ロイター)
Peter Apps
[21日 ロイター] – 米ハリウッド映画「トップガン」では、トム・クルーズ演じる天才的な戦闘機パイロット、マーベリックが「F─14トムキャット」に乗って、米海軍の管制官に向かって繰り返す定番の冗談がある。
何か機上任務を達成するたびに、高速で低空接近飛行の許可を求める。いつも却下されるのだが、型破りな主人公は、お構いなしにやってしまう。
現実には、高速の航空機を飛ばすことは世界で最もリスクの高い職業の1つだ。緊張関係にある国家間でよく見られる流血を伴わない示威行為のような、大空での模擬戦闘はパイロットの仕事ではあっても、まったく必要のないリスクは許容されない。
先週、バルト海を航行中の米イージス駆逐艦「ドナルド・クック」に対して、ロシア空軍のSU24戦闘機が数回にわたり「攻撃のシミュレーション」(米当局者)を仕掛けてきたとき、ユーモアの精神でこれに応じる余裕は米軍にはまったく欠けていたが、それも無理からぬ話だ。
米軍欧州司令部は報道発表のなかで、こうしたロシア機の行動は「危険でプロフェッショナルではない」と表現し、意図せぬ紛争を引き起こす大きなリスクをもたらしていると警告した。
現時点で米国が示している怒りや公式の抗議には、やや芝居がかった面がある。ケリー国務長官の発言はどうあれ、非武装のロシア空軍機がいくら接近してこようと、少なくともすでに砲火が交わされているのでなければ、米海軍がこれを撃墜することは考えにくい。
ロシア軍機と同様に、米軍機や米艦船にも、必ずしも歓迎されていない場所で自らの存在を誇示する伝統がある。もっともそれは、航行の権利という点で何ら問題のない国際水域・空域での話ではあるが。
たとえば南シナ海では、米国および同盟国の「航行の自由作戦」のもとで、艦艇や航空機が慎重に派遣されているが、その領域に対しては、中国政府が排他的経済水域その他の権利を主張している。とはいえ、中国以外のほぼすべての関係国がその主張に異議を唱えている。
今年1月には、中国政府からも今回の場合と非常に似通った抗議が行われている。中国が支配する島しょから12カイリ(22キロ)の域内に入った駆逐艦「カーティス・ウィルバー」について、「プロフェッショナルではなく、無責任」な通過であると表現したのだ。
米国や、オーストラリア、フィリピン、インドネシアなどの航空機は、領有権が争われている島しょ周辺で中国が自国の防空圏を主張しているのは違法であるとして、定期的にこの空域への侵入を試みている。
中国政府も、自国領域に近い国際水域における米軍などの活動を偵察するため、頻繁に軍艦や航空機を派遣している。専門家のなかには、こうした作戦が偶発的な衝突やエスカレーションにつながるのではないかと懸念する声もある。
もっとも、米当局者によれば、米国側とのやり取りにおいて、中国側の行動はこれまでよりもプロフェッショナルなものになってきたという。軍の部隊はお互いに遠慮して距離を置き、英語で明確かつ効果的なコミュニケーションを取り、意図せずして危険な状況が生じかねないような接近した距離での航空機や船舶の運用を避ける傾向を示しているという。
数年にわたって、関係の構築と行動ルールの基本的な理解に努めてきた米軍の司令官にとって、これは大きな安心につながる。3月にワシントンで行われた会議で、米海軍作戦部長ジョン・リチャードソン大将は、米中両国の軍艦が緊急時に双方の艦橋どうしで直接コミュニケーションを確立できるようにするという点で、非常に現実的な前進が見られたと述べている。
公式の議事録によれば、「おおむね、われわれが策定を進めてきたルールがますます遵守されるようになっている」とリチャードソン大将は述べたという。「(中国側の)司令官とは良好なコミュニケーションを取ることができた。何か疑問が生じるようなことが起きた場合にはお互いに連絡を取ることができる」
ペルシャ湾でも、イラン軍が分かりやすく効果的に行動する傾向を見せていることについて、米海軍の将校が渋々ながら敬意を(あるいは少なくとも評価を)示している。イランの領域に米軍の部隊が接近すると、すぐさま英語で退去するよう警告がある。
だが、より政治性の強いイラン革命防衛隊の部隊については、予測可能性がはるかに低く、許容範囲を超えてくる傾向があるという。今年初め、米海軍の哨戒艇2隻がイラン領海をわずかに侵犯したという理由で拿捕(だほ)された例に見る通りだ。
一方、海空におけるロシアとの対立に関しては、米国・北大西洋条約機構(NATO)の関係者のあいだには、ロシア政府が(あるいは少なくともその当局者の一部が)あまりにも多くのリスクを冒しているという確かな印象があるようだ。米当局者の多くは、ロシア側がそのような行動を取るということは、最上層部からそのように促されているに違いないと考えている。
駆逐艦「ドナルド・クック」に対する模擬攻撃の場合、抗議の要点とされているのは、ロシア機が接近したスピードと距離そのものである。「クック」は当時、艦載ヘリコプターの運用作業を行っていたが、指揮官は作業を中止せざるを得ないと感じた。
その後まもなく、ロシアの軍用ヘリコプターが米艦隊の周囲を飛行した。危険性ははるかに低い動きに見えたが、それでも威嚇を試みているのは明らかだった。
米当局者によれば、この事件は、ロシア軍機によるバルト3国の空域を中心とする偵察で繰り返し見られる、はるかに広範囲の行動パターンに合致しているという。場合によっては、ロシア機が実際に領空の境界を越え、警告が発せられることもある。
西側当局者によれば、こうした事件がニアミスにつながる場合もあるという。スウェーデンは昨年、識別信号を出さずに航行していたロシアの偵察機が民間旅客機に危険な距離まで接近したとして抗議した。
12月にはNATOが最近のロシアによる行動について、「域内の民間航空に対する脅威」であると述べた。米連邦政府によれば、「クック」事件の直後である先週末には、別のロシア軍機が、同じ空域で航行していた米軍の偵察機の周囲で潜在的な危険の伴うバレルロール飛行を行ったという。
ロシアの軍事的な行動範囲と影響力が、冷戦終結以降見られなかった規模に拡大している今、こうした事件はロシア近傍以外でも発生する可能性がある。もっとも、「不当にスケープゴート扱いされている」というロシアの抗議も、場合によっては正論であるかもしれない。
昨年、北アイルランドの漁船が、船員たちの考えでは国籍不詳の潜水艦と思われるものに漁網を引っかけ、危うく転覆しそうになった。英海軍の潜水艦は無関係とされ、専門家のあいだには、ロシアの潜水艦ではないかとの声があった。だが9月になって、英当局者が実は英海軍の潜水艦だったことを明らかにした。
問題の一端は、現在のロシア軍の方針において、ロシア政府による軍事行動の詳細をできるだけ曖昧にしておくことが非常に重視されているように見える、という点にあるのかもしれない。
2014年のクリミア併合が示しているように、こうした方針にはいくつかの利点がある。西側諸国の政府が事態を正確に把握する前に、ロシアの非正規部隊(あるいは少なくとも、明らかに軍属と分かる記章をつけていない勢力)がクリミア半島の大半を確保することができたのだ。
地上に関しては、現在米国とNATOが、リトアニア、ラトビア、エストニアといった旧ソ連圏諸国において衝突が生じた場合に、クリミア半島に似た状況に対処する方針・戦略の策定を急いでいる。バルト3国は現在いずれもNATO加盟国であり、NATO憲章では、加盟国のいずれかに対する攻撃はすべての加盟国に対する攻撃であると定めている。
海空においては、状況はもっと明確であるはずだ。1972年には海上において発生した事件の処理に関する合意が米ソ間で結ばれているだけに、なおさらである。しかし先週のバルト海における一件では、この条約への違反があったと米国は主張している。
ロシアからの挑発的な行動が止まると期待する者はいない。実際のところ、米国・西側の当局者の多くは、ロシア政府の立場からすれば、そうした行動が理にかなっている場合が多いことを認めている。だが2014年にウクライナ上空でマレーシア航空MH17便が撃墜された件は、軍事的な責任に関する基準をあまりにも曖昧にすることのリスクを明白に物語っている。
ロシアのプーチン大統領が、自軍の戦闘機パイロットを多少なりとも大人しくさせたいと考えてもよさそうなものだが。
*筆者はロイターのコラムニスト。元ロイターの防衛担当記者で、現在はシンクタンク「Project for Study of the 21st Century(PS21)」を立ち上げ、理事を務める。
コラム:軽視できないサウジのドル資産売却警告
4月20日、サウジアラビアがお金にまつわるジョークを口にすることは滅多にない。写真はオバマ米大統領とサウジアラビアのサルマン国王との会談を取り仕切る警備員。リヤドで撮影(2016年 ロイター/Kevin Lamarque)
Andy Critchlow
[ロンドン 20日 ロイター BREAKINGVIEWS] – サウジアラビアがお金にまつわるジョークを口にすることは滅多にない。ということは、米議会で2001年9月11日の同時攻撃(9.11)の被害者がサウジアラビア政府に賠償請求できるようになる法案が可決された場合、同国がドル建て資産を売却することを示唆した事実を、投資家は簡単に切り捨てられない。
サウジにとっては、投げ売りすれば破滅的な影響を被るだろうが、それでもイランのように資産を凍結されるよりはましなのだ。
米紙ニューヨーク・タイムズによると、サウジのジュベイル外相は、同国の資産が接収されるのを防ぐためには売却せざるを得なくなる、と米議会に警告した。法案が成立すれば、サウジは最大で7500億ドルのドル建て資産を手放すことを余儀なくされるという。
米国債を中心とするサウジ保有のドル建て資産は、財政悪化につながった原油安から自国経済を守る最後の砦と言える。サウジは昨年、国内総生産(GDP)の15%に相当する財政赤字を計上した。今後5年間の原油価格が平均1バレル=30ドルで推移するなら、発生する赤字をカバーするには5800億ドル借り入れる必要がある、というのがシティの試算だ。これはサウジ通貨庁(SAMA、中央銀行)がなお保有する準備金の額にほぼ等しい。
政府系ファンドとしての役割も果たしているSAMAは、過去1年間で石油収入の急減を補うために資産売却を進めてきた。直近の財務報告書によると、2月までの1年間に準備金は17%減って5930億ドルとなった。今のペースならば、原油価格の反転がない限りSAMAの準備金は2020年までにほぼ底をつきかねない。この資金が使えなければ、サウジ王家は国内情勢を平穏に保つのは難しくなるだろう。
だからこそジュベイル外相の脅しは、軽々に扱えない。もちろんこれほどの規模で性急に資産を売却するのは信じられないほど危険な行為だ。サウジリヤルはドルペッグ制を採用しており、急速にドル建て資産を手放すことで、SAMAはペッグ制を維持する能力があるかどうかが問われる。その上に世界の金融市場を動揺させ、原油需要を一層冷え込ませるかもしれない。
サウジ政府がこうした大混乱を招く行動をあえて取ろうと考えていることからは、権力を維持するためにいかに多くのお金を必要としているかがうかがえる。それが今回の大騒ぎが発したメッセージの中で最も恐ろしいものだろう。
●背景となるニュース
・ホワイトハウスは18日、米議会で9.11に対するサウジアラビア政府の責任を問う内容の法案が可決されたとしても、サウジが保有するドル建て資産の売却を実行することはないと自信を示した。
・ニューヨーク・タイムズの15日の報道によると、サウジのジュベイル外相は米議会に対して、この法案が可決された場合、最大で7500億ドル相当の米国債その他のドル建て資産を売らざるを得ない、と警告した。
・アーネスト米大統領報道官は、オバマ大統領は法案を支持しておらず、署名もしないと断言した。法案は、9.11の被害者がサウジ政府を提訴することを認めている。
・アーネスト氏は記者団に「サウジは、国際金融システムの安定維持が共通の利益であることをわれわれと同じぐらい重々承知しているのは間違いない」と語った。
・オバマ大統領は今週、サウジを訪問する。大統領は、この法案は米国が他国民から訴えられる危険をもたらすとの理由から反対している。
たなやん様
おばあさま、悲しい思いをされたんですね。
祖国を守るため、愛しい人を守るため
命を差し出して下さった先人に感謝の気持ちでいっぱいです。
そんな先人の命と引き換えに今現在の平和があるのに、
無駄死にだの犬死だのと笑う輩が許せません。
「天皇の為に死ぬなんて馬鹿げている」という人がいます。
私も昔は「天皇の為じゃない。愛する家族を守りたいからだ」
と単純に思っていました。
では、なぜ日本人は天皇を守りたいと思うのか、
それは、天皇は諸外国の王とは違い「権力者」というより
「権威」であり、日本を古来から守る巫女的・シャーマン的な要素があるからです。天皇は祈り人です。日々、国民一人ひとりの幸せを祈ってくださっています。
国民一人ひとりですから、天皇制反対の共産党員の幸せ・反日日本人の幸せさえ祈って下さる存在です。
初代より2600年以上も続く日本は、天皇さえ無事なら日本という国は守られると国民が考えるようになるのも理解できます。
「天皇陛下万歳」=権力者の抑圧・洗脳で、権力者の為に言う言葉ではなく、天皇が無事=私たちも無事でいられる、私達の幸せを祈って下さる人だから必死でお守りするというのが実際のところだと思います。詳しく知りたい方は竹田恒泰チャンネル参照。
だから「天皇陛下万歳」といって死ぬことができるのでしょう。
(実際言ったかどうかはわかりませんが。)
私の一番グッときた特攻隊員の手紙です。
18歳の回天特攻隊員の遺書
お母さん私はあと3時間で祖国の為に散っていきます。
胸は日本晴れ。
本当ですよお母さん。
少しも怖くない。
しかしね、時間があったので考えてみましたら、少し寂しくなってきました。
それは、今日私が戦死する通知が届く。
お父さんは男だからわかっていただけると思います。
お母さんは女だから、優しいから涙が出るのではありませんか。
弟や妹たちも兄ちゃんが死んだといって寂しく思うでしょうね。お母さん。
こんなことを考えていましたら、私も人の子。
やはり寂しい。
しかしお母さん。考えてみてください。
今日私が特攻隊で行かなければ、 どうなると思いますか。
戦争はこの日本本土まで迫って、この世の中で一番好きだった母さんが死なれるから私が行くのですよ。母さん。
今日私が特攻隊で行かなければ、年をとられたお父さんまで銃を取るようになりますよ。
だからね。お母さん。
今日私が戦死したからといって、どうか涙だけは耐えてくださいね。
でもやっぱりだめだろうな。
母さんは優しい人だったから。
お母さん、私はどんな敵だって怖くありません。
私が一番怖いのは母さんの涙です。
・・また号泣です。子を持つ母として、この手紙を読んだ特攻隊員のお母さまはどんな思いだったろうと考えます。
戦法としての賛否はあるでしょうが、少なくとも犬死とは思いたくないでしょう。このような特攻隊員の犠牲の上に今の自分があること、このような辛い思いをした家族の悲しみの上に現在があると改めて思い、正しい日本人になりたいと思います。